こんにちは、「看護文献ナビ」運営者です✨
この記事では、国試・実習・卒論などのタイミングで「とりあえず文献を探したい!」「短時間で必要な情報だけ知りたい!」という方に向けて、文献検索を時短で効率よく進めるためのコツをまとめました。
看護学生さんや実習中の方、働きながら看護研究に取り組む方にも役立つ内容です。

やりたいことと、やらなきゃいけないことがたくさんある看護学生には嬉しい✨️

日々の業務に加えて、日常生活でもやることがたくさん…。
私も知りたいです!
1. 本当に必要なのは「本文」?それとも「概要」?
文献を読むとき、すべての論文を最初から最後まで読む必要はありません。
時間がないときは、まずは「概要(アブストラクト)」を確認しましょう。
- ポイントだけ読み取って要点をつかむ
- 自分のテーマやキーワードに関連しているかをチェック
💡チェックのコツ:『この文献、今の課題に答えてくれそう?』
2. Google Scholarの「”(ダブルクオーテーション)」検索を活用!
たとえば「期待つなぎ」について調べたい場合、
- “期待つなぎ” のようにフレーズで検索すると、意味の通った語句で検索できます。
- 検索結果が的確になり、効率的に文献が見つかるようになります。
キーワードが2語以上のときは、””でくくるのが基本!
3. 関連語・類語・看護用語で検索を広げよう
文献検索では、自分が普段使っている言葉がそのまま文献に登場するとは限りません。
たとえば「期待つなぎ」に関連するキーワードには:
- 情報提供
- 申し送り
- 看護記録
- チーム連携
など、類似する看護用語や共通語に置き換えて検索を試してみましょう。
4. おすすめの検索サイト4選
看護文献を探すとき、まず試してほしいのがこちら:
- Google Scholar(初心者向け/無料)
論文タイトルや引用元のチェックに便利。ざっくりした検索したいときにおすすめ。 - J-STAGE(日本語で全文読みたい人向け)
国内の学会誌が論文が中心。全文PDFが無料で読める論文も多く、卒論・看護研究におすすめ。 - CiNii(サイニー)(看護学生・臨床者向け/無料中心)
日本語論文を探す定番サイト。文献のテーマを広げたいときや、参考文献リスト探しに便利。 - CINAHL(本格的に研究したい人向け)
英語文献が中心。大学や医療機関のアカウントでアクセスできることが多く、系統的レビューや海外研究の検索に◎
検索前に、自分の目的に合うサイトを選ぶと効率UP!
まずは Google ScholarやCiNiiから試してみるのが安心です✨
5. 単語チェック→論文の中身を素早く見抜く!
キーワードを複数使って文献を検索したら、本文や概要の中でその単語がどのように使われているかを見てみましょう。
例:「抑うつ」と「自殺」
- それぞれを別々に検索し、両方が同じ文中に出てくる論文をチェック
- 関連して引用されている参考文献も確認する
参考文献リストから「さらに深掘り」もおすすめ!
この深堀りは、おすすめです!
なぜなら、自分が「この文献良いな」と思ったものが参考にしていたり、根拠にしている文献ということになるので、自分の看護研究にも参考文献として使えたり、気づきを与えてくれるヒントになる可能性が高いからです♪
まっさらな状態で探すよりも、論文の筆者が信頼性の高いと判断した論文達から教わるのも時短の一つになるかも知れません🕊️
まとめ:検索スキルは“時短スキル”
文献検索は慣れとコツの積み重ねです。
- 最初から完璧を目指さない
- 「概要を読む→使えそうなら保存」
- 「複数サイトで並行して調べる」
このような工夫で、忙しい中でも必要な情報を効率よく得られるようになります。
看護研究やレポート、国試対策の資料集めに、ぜひ活用してみてくださいね📚✨

概要を自分のテーマやキーワードを意識して要点を掴むことを意識してみます!
そうすれば、短時間で多くの文献をリサーチできそうです。

文献の参考文献を見てみるという考えは思いつかなかったです😲
やってみます!
以下の記事もよかったらご覧ください🕊️



🔖参考にしたもの
- 『はじめての看護研究』(医学書院)
- 看護大学の実習ガイド / 卒論マニュアル
- Google Scholar / J-STAGE / CiNii / CINAHL
- 現場看護師による研究活動報告・卒論テーマ集