こんにちは✨️
このブログでは、看護学生さんや現場の看護師さんが「文献で困った…!」というときに、少しでも力になれるような情報をお届けしています。
今回は、看護研究でいちばん最初に悩みやすい
「テーマ、どう決めたらいいの?」
「文献って、どうやって探すの?」
という疑問を、わかりやすく解決していきます。
学生さん向けに、シンプルで再現しやすい内容にしていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね🌱

はじめまして、看護学生のゆきぺんです☃
いきなり研究室を決めてって言われたんですが、研究テーマ決まってないし、そもそも文献探し方も自信ない…。
どうしたらいいんだろう😭
看護研究のテーマって、どう決めるの?
テーマを決めるときは、「自分が気になったこと」や「なんとなく引っかかった出来事」をきっかけにするのがおすすめです。
テーマ決定のヒント
- 実習や臨床で気になったこと
例:なぜ○○さんは食欲がなかったのか? - 授業で印象に残った話題
例:ターミナルケアにおける家族支援 - 自分の体験や疑問
例:夜勤で患者さんとコミュニケーションがうまく取れなかった
難しく考えず、「あのときのアレ、なんでだったんだろう?」という小さな疑問でOK!
それが、テーマのタネになります🍀

なるほど…
実習などで少し気になったことや、深く知りたいなって思ったことが看護研究のテーマのタネになるんだね。
なら、あれとかどうかな…🤔
テーマが浮かんだら“キーワード”にしてみよう
テーマをそのまま検索すると情報が出てこないことがよくあります。
そこで、「キーワード化」してみましょう!
たとえば:
「認知症の患者さんが夜間に転倒したことが気になった」
→ キーワード:認知症 転倒 夜間 看護
このように、
2〜3語に分けて検索できる形にすると、文献がぐっと見つけやすくなります◎
初心者におすすめの文献検索サイト3選
✅ 医中誌Web(有料/学校経由で使えることが多い)
日本の看護研究で最も使われるデータベース。学校のIDで入れることが多いです。
https://www.jamas.or.jp/
✅ CiNii Articles(無料)
大学の紀要や論文がたくさん。日本語で検索できるのが嬉しい!
https://cir.nii.ac.jp/
✅ Google Scholar(無料)
Googleで論文が探せるなんてすごいですよね。英語・日本語どちらもヒットします。
https://scholar.google.co.jp/
学校のIDを遠慮なく使い倒しましょう♪
私の通っていた大学は、学校のWi-Fi下のみ使用可能だったのを知らなくて使えないと思い込んでた時期がありました😭
気づいてから、これまでの文も読むぞという勢いでたくさん読みました!
文献を探すときのコツは“絞りすぎない”こと
「認知症 夜間 転倒予防 看護介入 急性期病棟」みたいに
キーワードを多くしすぎると、文献が出てこなくなってしまいます💦
検索のコツ
- キーワードは2〜3個まで
- 論文のタイトルや「抄録」だけ読んで判断OK
- 参考文献の中からさらに探すのもアリ!
最初はヒット数が多すぎるくらいがちょうどいいんです☺️

そっか、キーワードに設定している言葉が違うだけで探してた文献が検索結果からこぼれちゃうかもしれないのか。
よくある質問(Q&A)
- Q. 英語の文献も使った方がいいですか?
A. 日本語文献だけでも十分ですが、余裕があればPubMedなどで探しても◎。Google翻訳と併用すれば読めます! - Q. 全部の文献を読まないとダメ?
A. 「抄録」「目的」「結果」だけで判断してOKです。要点だけ読んで、自分の研究に合うか見極めましょう。

つい全部読まないとって思ってたけど、文献はそういう読み方が出来るんだ!
これだったら、たくさんの文献に目が通せそう✨️
慣れるまで頑張るぞ🔥
まとめ:研究テーマは“あなたの気づき”がスタート地点
研究って、いきなり完璧なテーマを思いつくものじゃありません。
小さな疑問から始めて、「なぜ?」「どうしたら?」と深掘りしていくと、自然とテーマになっていきます。
そして、文献は“探し慣れれば味方”になります。
最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは少しずつ進んでいけるので安心してくださいね。
📝参考にしたサイト・資料
- 医中誌Web(https://www.jamas.or.jp/)
- CiNii Articles(https://cir.nii.ac.jp/)
- Google Scholar(https://scholar.google.co.jp/)
- 『看護学生のための看護研究入門』(照林社)